ちもさっちも行かなくな

嫌いなものでも食べなければいけない。
NHKテレビアニメ「忍たま乱太郎」に出てくる「食堂のオバチャン」の決め台詞「お残しは許しまへんでぇ?」
あれそのものであるが、悪いことは言ってないと思う。
この方針英國樓

ちなみに、話が途中で逸れるが孫Aは、何でもかんでも嫌いなものでも全て食べる。
かなり親の教育が行き届いているように思う。
食べない時は病気の時だけなので、体調管理のバロメーターになる。

と、それはさておき、、、
息子は(彼の祖母からの)虐待にも近い体罰を受けながらも、マヨネーズは断じて口にしない。
たぶん、マヨネーズを食べないことが許されないのではなく、マヨネーズがかかっていた食べ物を食べなかったから母は根性を叩き直そうとしたのではないかと想像する。
母は、言って聞かす理詰め説得タイプではなく、口より先に手が出るタイプ。
主張は悪くないが、方法が悪い。
母は考える葦ではない、直情型野蛮人そのものである。
(機会さえあれば噴き出す、いまだ癒されぬ傷を持ち続ける怨み節、、、)

息子はマヨネーズが大嫌いだったが、地域の子供会でイベントがあった時に、マヨネーズが入ったハンバーガーを食べる機会があった。
それを食べられなくて、さらに、店員さんに「マヨネーズ抜きにして下さい」と要望を言えず、にっちもさっちも行かなくなっていたpos系統香港
わたしが関与しない事なのにピンチに陥るといつも「お母さんのせい!」と言ってありったけの不満をぶつけてくる。
ぼかぼか足で蹴ってくる。
家庭内暴力の小さな芽?
小学1年から2年ぐらい、ずっとややこしい時期だった。
反抗期なんだろう。
とても鬱陶しい時期で困っていた。
子育てでもっと苦労されているお母さんから見ると、取るに足らないようなレベルだと思うが。

その当時の息子の姿と孫Aが重なる。
心身の成長過程で自分ではコントロールできない何かに反抗しているのだろう。

パイプにモノが詰まったような状態で、水がジャーっと流れず、四苦八苦。
流れないのに更に続く圧力。
詰まったモノが溶けるか分解されるか、はたまたパイプが太くなるか、しばらくは水を流さないか、なんらかの変化が生じたら、また元のように流れるようになるのだろう。
そうでなければ、壊れてしまう。

誰にでも成長期には色々ある。
孫Aも宿題をまともにするには、1年ぐらいはかかるかと思う。
コロナ自粛で3ヶ月も学校が休みだったから、子供たちもストレスが溜まっていることだろう骨密度檢查

逆に息子は、勉強は何の抵抗も摩擦もなく素直にすんなりスラスラ行った。
人には人の、子供には子供の特性があるようだ。
脳の中身が少しイビツなのは当たり前。
ましてや、子供。
1年に10センチ以上背は伸び、目に見えて体は大きくなり、成長しているプロセスには、いろんなラグみたいなものがあるだろう。
無いほうが恐ろしい。

娘も娘婿も根気よく感情に左右されず子育てしているのを見ると、頭が下がる。
サジを投げて甘やかすほうが、ずっと楽だ。
いやはや、負うた子に教えられ、である。