リポツリと口を開くと

いつもわたしの、ペラペラおしゃべりに付き合ってくれているので、こちらも聞かなければ、相手も楽しくないだろうと思い、その人がポツリポツリと口を開くと耳を傾ける。
が、、、ある話はいつも同じ語り口微創植牙
話題は同じでもいいから、表現方法を変えるとか、詳しく話すとか、なんらかの変化があれば良いのだけれど。
録音したものを再生するかの如く。
話したい内容はあるようだが、具体的なことは言いたくないと感じる。
いつ、どこで、誰と、どうした、は、ない。
例えば、家を購入した話。
何回も買ったらしい。
何度も聞いた。何度も何度も何度も聞いた。
だが、どこの地域なのか、遠いところなのか、近隣なのか、他府県なのか、さっぱりわからない。
話が具体的に見えない。
突っ込んで質問していいものかどうかわからないし、こんなに何度も話されているのに、具体的なことを話さないには、理由があるのかも知れない、と推測して、あえて聞かない。
が、何度も話すということは、話したいのだろう。
わたしも自慢話やくだらない話ばかりしているので、たまには相手の話を聞かなければと、気を回す。
ではあるものの、プライベートな案件は、本人の口から出る情報だけに留めておく腋下脫毛
興味本位に聞き出すのも品がないと思い、受け身に徹する。
が、手を変え品を変え、登場人物を変え、ではなく、いつもワンパターン。
わたしも結構、我慢強く、辛抱強く聞いている。
「ひょっとして、この人、認知症かも?」と、わたしに、あらぬ疑いをかけられるぐらいなら、ハッキリ質問して話を進めたらよいのだろうけれど。
どうも切り出す勇気がない。

人は自分が話したい話題でも、全てを話したいわけではなく、ハイライトだけ話したい人もいる。
そんなかんじで、わたしは気を遣って、進展のない面白みのない話を聞いている。
本当は踏み込んで聞きたいのだが、その欲求を抑え、あえて踏み込まずに、宙ぶらりんの話に甘んじている。
なので、話が一通り終わるのを待たねばならず、退屈である光子嫩膚

とかなんとか、他にも話題はたくさん。
日々、どんどん生まれているので大丈夫。
言葉遊びには事欠かない。
話題の新陳代謝は次々、行われる。